先日ひどく腰を痛めた30代後半の男性がいらして、
『強い痛みが引いて歩けるようになったら、
今度は歩いている途中で足まで痺れて歩けなくなる』
とのこと。
<病院の診断と現在の症状>
ドクターからは坐骨神経痛による間欠性破行との診断
痛み止めをもらい1週間くらいで腰痛の方はかなり良くなってきたが、
通勤途中で歩けなくなるのは変わらない。
ひとまずジムまでは来られるということで、
実際に見てみることになりました。
<来店された時点での体の状態をチェック>
駅からジムまでの徒歩10分くらいの間で痺れて1回休んでから来た
歩行はややぎこちないがスムースには歩けている
前屈&後屈まだ怖さも制限もあって明らかに硬い
足も上げにくい
という状態からのスタート
<まずは『歩き方』を修正>
とにもかくにも、駅まで休まずに歩けるようになりたいとの希望もありましたので、まずは『歩き方』から指導
腹圧を上げる(腹式呼吸で空気を入れて固める)
肩甲骨を下げる(バンザイすると下がるのでその状態のまま手だけ下げる)
この状態で歩いてもらうとスタスタ歩ける
この時点で前屈&後屈も柔かくなり、足の上がりも良くなる
思ったよりも動けそうな感じを本人も持っていたので、
スクワットも指導
前屈&後屈の怖さもなく柔軟度もかなり改善
流石にいつも通りとまでいかなくとも床に手が着くレベル
<駅まで歩いてみたところ>
ジムの中を歩くくらいの距離は問題ないので、
実際に駅まで一緒に歩いてチェックしてみることに。
今日くる時に休んだポイントまで不安なくクリア、
そしてそのまま駅まで到着!!
そこからさらに駅から自宅まで問題なく歩いて帰られたそうで、
ひとまずホッとされてました。
その後もぶり返すことなく通勤できて良かったとのことでしたので、
歩き方バッチリ実践できていて良かったです♪
<人間の基本動作は>
日常における基本的な動作は
『立つ』『座る』『歩く』
繰り返し痛みや症状がある方はこのうちのいずれか、
もしくは全ての使い方に問題があることが多いです。
自分ではなかなか気づくことができないクセ、
そういったものもパーソナルなトレーニングでは
1つ1つ見つけて修正していくことができます。
気になる方は【体験レッスン】やっておりますので是非!