当たり前の話ですが、欧米人と日本人では体の作りが異なります。
骨格・重心の位置・筋肉のつき方・食べ物・生活習慣などなど
様々な要因によって違いが作られているので、例え同じトレーニングを
したとしても同じ効果が得られるとは限りません。
＜そもそもの大前提として＞
今あるトレーニングは欧米で考えられたものです。
ですから同じメニューを受けても欧米人は上半身に効いて、
日本人は下半身に効きやすいなどといったこともあります。
良かれと思ってトレーニングしたのに、
余計に体に負担がかかってしまうということも起こりうるのです。
＜日本人の特性に合わせる＞
以上のことから鑑みて
日本人の特性に合わせてカスタマイズした方が良いですし、
もっと細かくその方個人に合わせる必要が出てくるのです。
欧米流の仕事・競技・生活様式・服装・靴なのに
使い方は日本人の特性のまま・・
この文化的ギャップが現代の日本人の固有の症状や病気、
いわゆる国民病と呼ばれるものを作り出す原因になっています。
＜体を変える最高の方法は「マネをする」＞
文化的ギャップを埋めるには
「生活を和式に戻す」「使い方を洋式にする」
という選択肢があります。
流石に全部を和式にするのも難しいですし、
だからと言って欧米人にならなければならない訳でもありません。
欧米人のカラダの使い方や筋肉のつけ方をマネすればいい。
元々、日本人としての特性を持っているので、
そこに欧米人の良いところだけを取り入れるだけでいい。
だから「マネをする」でいいのです。
余談を申せば、個人的には和式と洋式のミックス
＜和魂洋才＞が良いと考えていますが、これはまた別の機会にしましょう。。
＜最後に＞
もしあなたが
・トレーニングをしたのに思ったような効果が出ない
・やればやるほど悪くなっている気がする
・最初の頃は良かったけど伸び悩んでいる
・そもそも痛くてトレーニングどころではない
などなど
それはもしかしたらトレーニングの問題ではなく、
あなたのカラダの特性や状態に合っていないのかもしれません。
専門家の方にチェックしてもらって、
自分用にカスタマイズして取り組んでみてくださいませ。
